2012年3月30日金曜日

長崎県のトラック事情


 九州の西端部、江戸時代に開港した日本の玄関・出島が有名。
港町としての歴史の長い長崎県のトラック事情はどんなものなのでしょうか。

複雑な地理

坂道に家、家、家
長崎県のもつ他県からのイメージとして印象強いのは「坂が多い」ということ。

イメージの通り、長崎市内は急な坂道が多く、こんな所に家が建つのかと驚かされる立地でも家が建っていることがあります。
これは長崎県の土地面積が狭く(47都道府県中37位の4095.22km^2)、それに加えて山が海岸近くまで迫っており、平地が少ないという理由があります。

道も狭く、車がすれ違うことも困難な場所も多いため、土地勘のないドライバーにはかなり難関の多い土地となります。

こういう事情もあり、長崎県では自転車の普及率も低く、代わりに原付バイクの普及率が高いです。

大型車の運転

細道を走る路線バス
トラックは勿論のこと、バスの運転も困難を極め、こちらも信じら
れない細道に路線バスが入ることがあります。

坂道も多いですが、それと同時に細道も異常に多いです。

こういう事情もあってか、長崎県のトラック協会は助成事業としてトラックドライバー研修を行なっています。

長崎県トラック協会

費用などは全額トラック協会が負担して、安全運転に対する意識やトラック運転のための技術の適正診断、実技の研修などを行います。
頭文字D?


長崎県の道路事情がどれだけ厳く、どれだけ道が狭いといっても、物流の需要はあるわけで、引越しなどの時には狭い道でも入っていく必要が出てきます。

広い道に停めて、小道は手で運ぶ必要も出てくるので、運転技術だけでなくスタミナが必要になってきます。
長崎県の運送業者は他県に比べて体力が必要ですね。

ガソリンが日本一高い

かねてから言われていたのが、長崎県はガソリン価格が異常に高いということです。

ガソリンの平均価格が157円ほどになりましたが、長崎県の平均ガソリン価格は163円です。
2008年の段階ですでに160円平均になったこともあります。

2008年に初めてガソリン価格が高い理由についての調査があったのですが、 この調査までは他県と30円/L以上差が付いている地域もあり、燃料事情は芳しいものではありませんでした。

ガソリンが高い原因としてあげられているのは、
  • 離島が多く、輸送費がかかる
  • 業者の談合の可能性
これらなのですが、現在ではある程度改善されているようです。

長崎県の主な地域

  • 長崎市
  • 佐世保市
  • 諫早市
  • 西海市
  • 平戸市
  • 松浦市
  • 雲仙市
  • 大村市
  • 五島市
  • 津島市
  • 壱岐市
  • 島原市
  • 南島原市
  • 北松浦郡
  • 南松浦郡
  • 西彼杵郡
  • 東彼杵郡
 13市4郡が長崎県の主な地域になります。

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