2012年5月1日火曜日

トラックの架装メーカー


シャーシを製造するトラックのメーカーと架装部分を
製造する架装メーカーによってはじめて完成するトラック。
あまり知られていない日本のいろいろな架装メーカーとは?

架装メーカーの仕事

トラックのシャシ
 私たちが普段目にするトラックは内部の構造はシャーシ(シャシ)とボディの2つのパーツに大きく分けることができます。

 片方はトラックの運転席やエンジンなどの駆動部と骨組みからなるシャーシと呼ばれるもので、これは人間で言うところの骨と内臓に該当します。
 もう片方はボディと呼ばれる車両後部の荷台の部分に当たる部分で、ここにレゴブロックのようにいろいろな荷台を搭載することではじめて1つのトラックとして機能します。

 例外的に平ボディのトラックだけはメーカー側が制作している場合が多いのですが、ダンプやミキサーといった普段から見慣れている特殊架装のトラックもほとんどすべて架装メーカーによって製造されているのです。

いろいろな架装のトラックたち

いろいろな架装のトラック
 トラックの架装はその業務に応じて非常に多くのボディタイプが製造されていてその数は1000を軽く越えるとまで言われています。
 少しだけ例を挙げると、誰もが知ってるダンプやミキサーといった有名なタイプのものから穴掘り建柱車やコンクリートポンプ車といったトランスフォーマーに出てくるような見ただけでびっくりするような架装まで業務の数だけトラックの種類があるといっても過言ではないでしょう。

日本のトラック架装メーカー

  • コマツ(東京都)
  • 日本を代表する世界的企業の1つ。

  • キャタピラージャパン(東京都)
  • アメリカのキャタピラー社と
  • 三菱重工業との合弁企業。

  • コベルコクレーン(東京都)
  • 神戸製鋼グループに属する
  • 日本の建設機械メーカー。

  • 三菱重工業(東京都)
  • 三菱グループ御三家と呼ばれる
  • 三菱グループの中核企業。

  • 酒井重工業(東京都)
  • 100年前から建設機械などを
  • 製作する日本のメーカー。

  • 日立住友重機械建機クレーン(東京都)
  • 日立建機のクレーン部門と
  • 住友重機械グループの
  • クレーン会社を合併した
  • クローラクレーン専門の会社。
  • 日立建機(東京都)
  • 日立グループに属する日本の
  • 建設機械メーカー。

  • コベルコ建機(東京都)
  • 神戸製鋼グループに属する
  • 日本の建設機械メーカー。

  • ボマークジャパン(茨城県)
  • 道路機械の世界トップである
  • 独ボーマク社のメーカー。

  • 川崎重工業(兵庫県)
  • 明治時代の造船所に始まる
  • 日本の老舗企業。

  • 住友建機(東京都)
  • 住友グループの建設機械
  • メーカー。

  • 新明和工業(兵庫県)
  • 兵庫県の日本の機械メーカーで
  • 元は川西財閥傘下の航空機
  • 製造会社。

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